売場案内

文芸
文字通り文芸(主に小説、一部エッセイ、わずかに詩)です。
文庫を中心に揃えています。
出版社やレーベルで分けずに著者名順に並べています。
売場の案内ではありませんが
「文庫」と「単行本」について
サイズが大きいほうが「単行本」、小さい方が「文庫」です。
「単行本」というのは「叢書(そうしょ)」ではない本を指します。
「叢書」とは、「◯◯全集」のようにシリーズとしてまとめて出版される形式のことです。
「文庫」や「新書」は「◯◯文庫」「〇〇新書」といった名称でシリーズ化されているため
「叢書」に分類されます。
したがって「単行本」には含まれません。
さらに専門的な分類ですと(覚えてほしいなど申しませんので、豆知識程度に聞き流してください)
書籍には日本図書コードという[C+4ケタの数字]の分類コードがついています。
大体裏表紙のバーコードの付近にあるのですがこの二桁目が書籍の形体を表していまして
C◯◯◯◯
0…単行本
1…文庫
2…新書
3…全集・叢書(文庫、新書以外の)
以下9までありますが割愛
となっております。
新書のサイズなのに単行本扱いだったり
同じタイトルの作品なのに巻によって単行本と新書に分かれていたりと、なかなか怪しいところもありますが

棚の中段あたりを新刊(+話題書や新刊のシリーズなど)にしています。
当店の新刊について
特に大手の文庫に関しては書店側にほとんど裁量がありません
2025年ようやく一部改善の兆しがありますが
それでも基本は実績配本といって、その店の各出版社の売上に応じて配られます。
そのため実績の足りない場合、発売日に発注を出すことで1~3週刊後に入荷するシステムになっております。
ゆえに発売日に新刊が並ばないことに関してはご了承のほどよろしくお願いいたします。

海外文芸のおける特設棚です。
その時期の話題や、季節ごとにテーマを決めて集めています。
この写真は『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』に関する特集の時のものです。
アリスの誕生日である5/4にちなんで…という名目ですが、私の趣味なので、だいたい普段から置いてます。
ちなみに私はジャバウォックとハンプティ・ダンプティが好きです。

